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海外在住 オタクおばさんの日記?!? FRM蘇州・中国
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ちょっと前に、「京都大学とハーバード大学のチームが「定家『明月記』の超新星爆発解明」したと報じられましたが、
「名月記」にどんな風に書かれていたのか、興味があって、調べていたところ、

明月記と超新星 - 京都千年天文学街道ツアー

百人一首の藤原定家が記した超新星は『明月記』でどう書かれていたのか

を見つけました。

本人が見たんじゃないんですね。
陰陽師・安倍泰俊からの聞き書きだったんですね。
ですよねぇ.... 今回話題の超新星SN1006のころ、藤原定家まだ生まれてませんものね。
でも、陰陽師の記録にはちゃんと残っていたんですね、すごいすごい!

ちなみ上述の文章よると

寛喜二年(1230年)十一月月四日に彗星を空で見つけ、
不吉なので八日に安倍泰俊に聞いたところ、
「大客星」(超新星などのこと)の記録が見つかったそうです。
それについて記載したのが、今回の「定家『明月記』の超新星」のことのようです。
一条院(治世986~1011)の寛弘3(1006)年4月2日、大きな客星があった。螢惑(火星)のごとし。光は明るく、耀きはうごく。 連夜南の方向に見える。
ある人が言うには、騎陣将軍星[オオカミ座)]本体の光が増したからなのか
(「百人一首の藤原定家が記した超新星は『明月記』でどう書かれていたのか」から、孫引きさせていただきました)

ちなみに寛弘3(1006)年4月2日は寛弘三年四月二日(1006年5月1日)と書いたほうがわかりやすいですね。

他にも、「明月記」には、彗星、超新星についてかかれているそうです。

藤原定家は陰陽寮からの記録を書いただけなのでしょうが、

「望遠鏡のない時代の超新星の記録は世界で7件しかなく、そのうち3件も記載がある本は『明月記』だけです。」なのだそうです。

興味が出てきた「明月記」... 手軽に読める現代語訳の本ってあるのかな?


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