中国の江南地方（揚子江南岸一帯）には梅雨があります。
もともと、入梅、出梅などは中国語だったんですよね。

数日前に、梅雨があけたらしいのですが、
その後も気温は上がらず、
「又、梅雨に逆戻り？　二度目の入梅？」
というようなお天気が続いています。

気象台によると、広範囲での降雨はないものの
雷雨などの狭い地域での雨はふりそうなので、
雨具は忘れずに！とのこと。

ちなみに、しばらくは最高気温30度前後の日が続き、
週末に35度近くまで気温が上がりそうとの予報です。

小暑なのに、肌寒く感じられる蘇州です。
日本の東北出身の私には、梅雨時、これぐらいだと過ごしやすいのですが...
蘇州はかなり南ですから、比べることに無理がありますね。
雨はいやだけれど、暑くなって欲しくないのが本音です。

お引越し騒ぎでゆっくりニュースも読んでいなかったのですが、
江南地方の雨はかなりひどかったらしいですね。
そして雲南は干害らしいです。

小暑は、二十四節季ですから、太陽暦が基準ですが、
季節のお話といえば、ちょっと前になりますが、太陰暦の端午の節句でした。そのときの日本の友達からのメールに

枕草子には「せちは五月のしくものぱなし」と言う文があって、清少納言は端午の節句のある五月が大好きだったそうです。そのわりに「五月五日は曇りくらしつ」という文もあって、それは薬玉づくりに絶好の湿気の多いことだそうです。

旧暦五月は曇りがちで、湿気の多い季節だったんですね！つまり梅雨だっんだ！と、本当に納得しました(＾＾ゞ

とあって、 ふむふむ....　と思ったものです。
最近では、5月のカラッとした晴れの日をいいますが、
五月晴れってもともとは梅雨の晴れ間のことだったんですよね。

あ...　日本では七夕ですね。
もともと七夕は旧暦の七月、秋の行事なので、
梅雨時に七夕って、慣れません。
日本で生まれ育ちましたから、梅雨時の七夕で教育は受けたはずなのに...

やっぱり、旧暦...　残しておくべきだと、思いました。

秋は、金木犀の季節。
そして蘇州は、「桂の花（金木犀）の都」といわれるぐらいこの種の木が多いと来ています。
そうそう、杭州も「桂の花（金木犀）の都」と言われています。

その季節真っただ中なのですが、いつもの季節より、香りが少ないような.....

気のせいだろうか、ほんとうにそうなのだろうか....　ちょっと気になる。

台風12号の影響があった一時、涼しくなり、このまま少しでも涼しくなるといいよね...　といっていたのですが、
また、暑くなりました....　(ーー;)

気圧配置が、例年とちがうとかんとか....

はてさて今年の秋はどんなかんじなのか

立秋を過ぎたので、暑さは残暑（中国語では「秋老虎」）というのですが、
残暑ではなく、まだまだ夏ですね(ーー;)

立秋なのに！という言葉が最近は枕詞？の江南地方、そして揚子江デルタ（長江デルタ）一帯です。

旧暦も七月になったし、立秋になったし....

なのに、気温は下がらない！

そして、江南地方というか、揚子江デルタの一帯が一番暑いようです。

暑いんですよ！
高速道路の路面温度66.4度を記録！なんてニュースになってました。

朝、それも早朝の気温が32度ですよ！！！！


こうも暑いと人心も荒れるといいましょうか...
甲高い声で言い争う声が聞こえてきます。
悲しい気持ちになりますね....

これからしばらく予想最高気温は、軒並み40度超え...
最低気温も30度以上....

ため息が出ます.....


そうそう、前に、「こりゃだめだ　(~_~;)　窓を閉めよう！」とかきましたが、
「夏も大気汚染に注意！」というようなニュースもチラッと見かけました。
注意していておかしくはないのね。
って....　今日、この暑いにもかかわらず、マスクをしている人を見かけました....　(>_<)